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2026.1.29 new

福岡のかしわ飯と吉野鶏めしの違い

福岡のかしわ飯と吉野鶏めしの違い

① かしわ飯(福岡)とは?

かしわ飯(かしわめし)は、九州地方で古くから親しまれている郷土料理です。
英語版Wikipediaによれば、福岡県や佐賀県を中心に広く食べられている伝統的な米料理で、鶏肉(かしわ)と野菜を煮て、味付けした具材を米と合わせた飯料理とされています。
• 鶏肉やにんじん、しいたけなどを調味して用いるのが一般的
• 家庭料理として親しまれ、祭りや行事の席でも食べられる
• お弁当(駅弁など)としても長年定着している
という特徴があります。

※「かしわ飯」という名称は、九州地方で鶏肉のことを「かしわ」と呼ぶ習慣に由来します。

② 吉野鶏めし(大分)とは?

一方、吉野鶏めしは大分県大分市の一部地域(吉野地区など)で長く親しまれてきた郷土料理です。
甘辛く煮た鶏肉とごぼうを炊いたご飯に混ぜ合わせる「混ぜご飯」の形式で、地域の家庭料理として受け継がれています。

農林水産省の郷土料理データベースには、「鶏肉、ごぼう、米」などを主な食材として使い、具材を煮てご飯と混ぜるか、一緒に炊き込む方法で作ると説明があります。

③ 調理方法・構造の違い

■ かしわ飯(福岡)
• 鶏肉と野菜を味付けして炊き込み、混ぜる場合と炊き込みご飯型の両方がある
Wikipediaの説明では、鶏肉と野菜を煮てからご飯と合わせる調理法が一般的とされています。

■ 吉野鶏めし(大分)
• 鶏肉とごぼうを甘辛く味付けして、炊いたご飯に混ぜる「混ぜご飯」スタイルが中心
農林水産省でも「炊き上げたご飯に具材を混ぜ込む」「一緒に炊き上げる」2方式があると説明されています。

④ 具材・味付けの傾向

かしわ飯(福岡)
• 鶏肉に加え、にんじん、シイタケなどの 野菜類を使う例が多い
• 鶏肉のだしや味付けを米と一体化させる
• 家庭料理・駅弁としてのバリエーションが豊富とされている(鉄道駅弁などの歴史もあり)

吉野鶏めし(大分)
• 鶏肉とごぼうを中心に用いるのが特徴的
• 甘辛い味付けでご飯に混ぜる「混ぜご飯」の形式が強い
• 地域の家庭料理として保存会などによる継承活動もある(保存会による普及例の紹介あり)

⑤ 位置づけ・文化的背景

かしわ飯(福岡)
• 九州北部(福岡・佐賀など)で広く家庭料理として親しまれる郷土料理
• 各家庭や地域・行事によって具材や味付けの差が大きく地域差があるとされる
• 駅弁としても知られ、地域外の人にも親しまれている例がある(例:駅弁の「かしわめし」)

吉野鶏めし(大分)
• 特定の地域(大分市吉野地区)で受け継がれてきた郷土料理
• 地元の婦人会らによって保存・普及活動が行われ、大分名物として全国的に知られるようになった歴史的背景があると伝えられる(保存会活動例)

まとめ(事実のみ)
• **かしわ飯(福岡など)**は、鶏肉と野菜などを使った鶏飯の一種で、九州北部の広い地域に根付く家庭料理・郷土料理です。
• **吉野鶏めし(大分)**は、大分県大分市吉野地区の郷土料理として保存・継承されてきた鶏肉とごぼうの味付き混ぜご飯です。
• 両者は同じ「鶏飯」カテゴリーでも、具材や調理法、地域文化が異なります。

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